24日のクリスマスイブ、我々観世会は同志社女子観世会さんの自演会に参加させていただきました。今回のブログは同志社女子観世会の自演会に参加するまでをレポートしたいと思います。
12月23日
6:30 先生のお宅にてお稽古。
今回発表させて頂く猩々、加茂を見ていただいたほか、来年に向けた曲など3曲の稽古をつけていただきました。
稽古後にいただいた、諸先生方への挨拶の言伝と「京都は盆地で寒いから、心してゆくように。」という言葉を胸にいざ...!京都へ!
10:00 池袋にて夜行バスに。
11:50発の夜行バスに乗るため、2時間近く池袋で待機していました。
この日はあいにくの雨で非常に寒い夜でした。
12月24日
9:00 京都到着。
夜行バス組は爆睡した人と、全然寝られなかった組に分かれましたが、何はともあれ京都駅に到着です。まだ舞台までは時間があり(何と言ってもまだ朝の9時)京都の観光地を一つか二つぐらいなら巡れるのでは...!! 、と京都市内のバス・地下鉄乗り1日乗車券を買いどこへ行こうか検討。
(クリスマス一色の京都駅。ちらつくリア充。
クリスマスイブに能楽堂でイベントがある我々もリア充ですから、決してひがんでなどおりませんよ...!えぇ、断じて!)
10:00 二条城
そんなわけで選ばれたのは、京都駅から比較的近い二条城。
遠い昔の人々に思いを馳せつつ、城内、庭園から特別展までとことん楽しみました。
部員Y「二条城ってどういう趣旨で建てられたお城でしたったっけ?」
部員K「うーん、なんか偉い人がいたんじゃないかな?」
部員Y「・・・雑やな。」
今日も慶應観世会は平和です。
※徳川家康の京都上洛時の宿所として機能していました。
二条城の敷地は予想以上に広大でした。
代表の希望で舞台本番前の祈願も兼ね、足を伸ばして清水寺まで。
清水寺は謡曲「田村」の舞台であるため、能楽サークル部員としてはテンションが上がります。
部員V「クリスマスイブなのにみんな結構寺社に来るものなんですね。キリストの誕生日を祝う前夜に、仏教の神様にお参りってよく考えたら不思議だね。」
...確かに。と頷いてしまうほどイブの清水寺は賑わっていました。
「清水の舞台から飛び降りるとはいうけれど。。。」と、下を見下ろす部員一同
12:30 おやつタイム
ここまでずいぶんと歩いてきたので流石に疲れた部員達。
参道にあったお店にて一服。
その名も、八つ橋シュークリーム。疲れた体に染みる味でした。
美味しかったです。
日本酒飲んでるイメージ、とか酒強そうと言われがちな能楽部員。
確かに酒に強い人も多いですが、同時に甘党でもあったりします。
1:30 京都駅にてお昼。
手早く食事を済ませ、いよいよ能楽堂のある今出川へ向かいます。
今回の舞台では「賀茂」と「猩々」の2曲を出させていただきました。
同志社女子大学観世会の皆さん、ありがとうございました。
そしてレセプションで交流させていただきました先生方、賛助出演校の方々も、重ね重ねありがとうございました。
どうぞ、今後とも慶應観世会をよろしくお願い致します!
(中村)
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